このページは僕が何気に思うことを書き綴ってます。ストレス発散になるかも…(笑)

第2回:日本の音楽偉人伝
前回、大好評だったため第2回目を迎えることとなりました。
この『日本の音楽偉人伝』のコーナーです。
今回の偉人はズバリ
井上 陽水です。
アンドレ・カンドレと言うグループでデビューしましたが、売れず結局解散。
しかし熱心な音楽好きのスタッフのおかげで井上陽水として再デビューしました。

この人の生き方ってとっても理想的です。働きたい時に働いて、休みたい時に休む。めちゃくちゃ分かりやすい。
流行り廃りが激しい日本の音楽界の中で常に影響力を持ち続けている人です。
僕が注目しているのは、あの人の歌声なんです。何年経っても全く変わらないあの人の声。
それはもう天性ののものとしか言いようがありません。

陽水氏の出世作は日本初のミリオンセラーとなった『氷の世界』と言うアルバムです。
リリースされた当時は学生運動の真っ只中。
社会的な曲より、個人的に歌われたこのアルバムは大ヒットを記録しました。
ここから陽水氏の快進撃が始まります。
しかし余りにも世間に受け入れられてしまったため、今度は一気に内省しているんです。
期待を多いに裏切った『white』と言うアルバムは衝撃的でした。

世間の目は陽水氏の声と共にその詞にも注目するようになりました。
もともとフォーク出身の人ですから、日常のホノボノとした風景を歌うかと思われがちですが、そうではありません。
恐らくそう思われるのがイヤだったと思うんですが、いち早くそこから脱却しています。
本当の陽水氏のすごさは80年代に入ってからだと思うんです。
今、歌い継がれている『ジェラシー』『カナリヤ』『リバーサイド・ホテル』なんかが特にそうです。
どんどんサウンド的な実験を始めた結果『バレリーナ』と言うアルバムでは最低の売り上げを記録しています。
しかしそう簡単に時代が陽水氏を見放すわけはありません。
セルフカバーアルバム『9.5カラット』で爆発的なヒットを得て、再び大勝ちをします。

80年代後半をまったりと過ごし、時代はあらたな陽水を求めていました。
そこでリリースされたのが『少年時代』です。
この曲で今までのファン層をより広げることに成功しました。逆に言えば、日本人でこの曲を知らない人はいないでしょう。
もともとはシングル曲のカップリング用に作られたらしいのですが。
90年代はもう1つ新鮮な話題を提供してくれました。
『井上陽水奥田民生』です。あと、パフィーの楽曲にも参加し、陽水氏にしか書けない言葉のマジックを披露しています。

以上、陽水氏の30年間を簡単に振り返ってみました。
もっと書きたいことは山ほどあるんですが。
今までと違った視線で過去のまたこれからの陽水氏の楽曲を聴いてもらいたいと思います。
ホントにスゴイんですから。

第1回:日本の音楽偉人伝
と言うわけで、久々の更新とあいなります。
すいませんねぇ。ほったらかしにしてしまって。

まぁ、書こうと思っていることはいっぱいあるんですがなかなかそうも行きませんでしたの。
そこで今回はここで新企画。かなり私的なんですが・・・。
『日本の音楽偉人伝』です。
簡単に言えば、日本の音楽界を代表する人を書こうってなことです。
そこで栄えある第1回目に選ばれた人は、女王『美空ひばり』さんです。

みなさんはこの人をどう言う視点で捉えておられるんでしょうか?
恐らく多くの人が『演歌の女王』と思っておられるんじゃないでしょうか?
そんなことはございません。
この人、何を歌わしても右に出る人はいないほど上手いんです。簡単に言い過ぎてますけど。

そもそも昭和の初期に12歳でデビューし華々しい道を歩んでいたんですが、そこには様々な苦悩がありました。
今ほど受け入れてくれる人はいませんでしたから。
当時の娯楽は今と違ってテレビはなく、映画でした。
彼女は映画に出演し、そこで自らの存在を世間に認めさせていったのです。
映画ですから作詞家さんも詞のコンセプトが立てやすく、様々な曲を彼女に提供しました。
そこで彼女は市民権を得ていったのです。

その後、彼女はポップス・ジャズ・民謡など多ジャンルの曲を習得していきました。
注目すべきなのはジャズですよ。この人、英語なんて全く話せないし聞き取れないのに、歌わしたらパーフェクトなんです。
『スターダスト』や『A列車で行こう』などの名曲もサラリと歌いのけています。
彼女の声にかかると、どんな曲でも自分のものにしていまうんです。

昭和も中期にさしかかってくると「演歌」の需要が一気に伸び上がり、ますます彼女のヴォーカルに磨きがかかるようになります。
逸話はいっぱいあるんですが、歌入れはわずか10分ばかり。
抜群の耳を持ち、ひとつでも外部の音がずれたら本人から指摘があったり(そのため、ピリピリムード)。
と数え上げたらキリがないみたいです。

晩年は東京ドームでの伝説のライブですよ。
もう誰もがダメだと思っていたのに、底知れぬ精神力で歌い上げました。
あとから調べたら立っていられないほど背中は腫れあがっていたそうです。
そのライブ終了後、すぐに病院に運ばれ、数日後に息を引き取りました。
普通の人の何倍もの人生を歩んできた女王「美空ひばり」。
今の女性シンガーは彼女から何を学ぶべきなんでしょうか。
「愛」だの「恋」だの歌っていますが、もっと根源的なところを習得すべきではないのでしょうかねぇ。

さてさて、第2回目は誰になるんでしょうか。そして、いつ更新できるんでしょうか。
お楽しみに。

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